皆様は、てぃんさぐぬ花を知っていますか。

てぃんさぐぬ花とは沖縄の方言でホウセンカのことを指します。

沖縄では昔、女性や子供がホウセンカを使って爪を染め、マニキュアのようにして遊ぶ風習がありました。
しかし、ゆいゆくるのメンバーでも爪染めの経験がある人はおらず、このような沖縄の貴重な文化が薄れつつあるのだと身をもって感じました。

なぜ、このような文化が薄れつつあるのか考えたところ、まず、ホウセンカが身近な植物ではなくなっていることが要因であると感じました。ホウセンカという名前を聞いたことはあっても、どんな見た目でどこに生息しているのか、現在、私たちが容易に探せるものではなくなっています。
また、ホウセンカで爪染めをすると、３ヶ月以上はその色が落ちないことも爪染めという文化が薄れつつある要因だと考えました。

そのように、ホウセンカでの爪染めは手軽にできるものではないため、他の形にしてこの文化を皆様に知っていただけないかと考えました。

そこで、学校や仕事の影響でネイルができない人でも休日限定で指先のオシャレが楽しめるよう、ネイルチップにして販売することにしました。

ゆいゆくるは沖縄の方言で人と人との結びを意味する"結(ゆい)"とくつろぐという意味の"ゆくる"を繋げた言葉です。
皆様に沖縄の温かさを感じていただきながら、心安らぐ時間をお届けするという意味を込めています。